昨日を以て終了した13-14AWミラノコレクション。
インターネットを駆使したライブストリーミング配信やソーシャルメディアの活用などで楽しませてもらいました。遠く離れた地に居ながら、多少なりともコレクションに参加出来ているような感覚を与えてくれるのはやはり楽しいです。これからもどんどんやって欲しい。
そして今日からパリコレ。さあどこがショウを見せてくれるのかな。と、思って探してみるがライブストリーミング配信がまったく見当たらない。私が知らないだけでしょうか…
ともかく、これで少なくとも5日間ブログのネタになると思っていたのですが、どうしましょうと言うことで。ミラノコレクションの中から気になったブランドをご紹介します。
まずは初日となった2013年1月12日から。
JIL SANDER(ジル・サンダー)
前シーズンに引き続きトレンドカラーのブルー、そしてファーストルックに登場しインパクトも大きかったレッドがキーカラー。ワントーンでも、差し色としても。他にチェック柄や、大小様々なクラッチ。
(画像はNOWFASHIONより)
Dolce & Gabbana(ドルチェ&ガッバーナ)
教会へ行くシチリアの街の人々をイメージしたというこのコレクション。前シーズンのジバンシィじゃんと言われるかも知れませんが、リカルド・ティッシのどちらかと言うと母(マリア)への反抗期を思わせるどこか弱々しい少年のようなイメージに比べ、より男らしく情熱的で、真正面から宗教に身を捧げるイメージです。こう景気が悪いと神頼みになるんでしょうか。
宗教画プリントTシャツや教会を思わせるゴシック調のレース使い、献花台のような花模様など、修道士や敬虔なクリスチャンからインスパイアされたかのようなディテールがロマンティックです。”DEVOTION(忠誠)”をテーマにストイックかつゴージャスなコレクションを披露したドルチェ&ガッバーナ。感動的ですらあります。
キーアイテムは前シーズンに引き続き、ハイウエストでタックの深いパンツ。絶対流行ります。私の中ではもう流行ってます。 短足の私には朗報です。
(画像は公式サイトより http://www.dolcegabbana.jp/dg/fashion-show/man/runway/)
BURBERRY PRORSUM(バーバリー プローサム)
とても楽しく、素晴らしいコレクションです。鮮やかなレッドとエンジに近いレッド(オックスブラッド)が印象的です。アイテムは言うまでもなくコートが主役。アニマル柄フレームのサングラス、ボストンバッグもカッコいいです。
私はハート柄iPhoneケースが激しく欲しいですが5万近くします。公式サイトで2013年1月20日までコート、バッグ、小物を受注してます。約8週間で発送されるとのこと。春先に来年の秋冬アイテムが手に入ります。
http://jp.burberry.com/store/
(画像はFashionsnap.comより)
VERSACE(ヴェルサーチ)
テーラードスタイルでスタートし大人しめかと思いきや、急にド派手になって裸になって、まあこれがヴェルサーチだよね、うん。というコレクション。
しかし、実は緻密に計算されたボリューム感。肩のカチッとしたジャケットに、たっぷり目のリラックスしたボトムスが生み出すシルエットがエレガントです。グラフィカルプリントやビッグシルエットコートなど80'sの要素を取り入れたアイテムも。昨年から見られる肩掛けコート(ジャケット)や、今シーズンのミラノで多く見られたタイ、スカーフやタートルネックでのVゾーンの作り込みというトレンドもしっかり押せています。また、レース使いの提案も。
(画像はNOWFASHIONより)
以上、ミラノコレクション1日目の中から印象的なコレクションをご紹介しました。とりあえず今日はこの辺で。
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