個人的に注目ブランド盛りだくさんのパリコレ2日目。1日目のラフ・シモンズが火を点けたわけではないでしょうが、なんだかすごいことになってます。
3.1 PHILLIP LIM(3.1 フィリップ・リム)
トライバル柄やカモフラ、素材の切り返しによる幾何学模様のような柄の使い方がユニークでクールです。クラッチ、リュックといったトレンドのバッグの使い方も巧み。ロック、バイクといった男なら誰もが憧れる要素をトレンドに乗せたこのコレクション、個人的に欲しいと思うアイテムや真似したいと思うスタイリングが満載です。
(画像はapparel-webより)
RICK OWENS(リック・オウエンス)
今回もハイクオリティなコレクションを発表した、RICK OWENS(リック・オウエンス)。もう説明不要でしょう。魅せてくれます。
美しいカッティング、洗練された素材使い。今回はファーの使い方が面白いようです。色は黒、白またはグレーのワントーンもしくはツートーン、そしてモノトーン。オリエンタルを感じさせる、着物?道着?風のジャケットも。
(画像はapparel-webより)
BALMAIN(バルマン)
BALMAIN(バルマン)はとめどなくオリエンタルでエキゾチック。
着物、道着テイストジャケットやコート。龍の刺繍。バルマン オムのアイコニックなスタイルであるバイカーと融合、更にビッグシルエットのトップス。好き嫌いが分かれそうです。
個人的には、悪くないかなあと。どこかで見たことあるシルエットだなあと思ってたら、80年代前半のサンライズアニメぽかった。ダンバインとかエルガイムとかZガンダムとか、あの辺。
(画像はapparel-webより)
LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)
テーマは、ヒマラヤ。と言っても、過酷な登山に挑戦するという意味ではなく、ヒマラヤで暮らす人々の動物との共存や信仰・家族などを大切にする心にフォーカスしたコレクションだそうです。昨年日本でもブームとなった、幸せの国ブータンのエッセンスも。
とにかくゴージャス、ラグジュアリーここに極まれり。柄もすごい。しかしオリエンタルなムードも相まって、どことなく静かで穏やかな印象。とても素敵ですが、どうせこの服を着られるのは幸せの国に住んでいる人だけです。経済的な意味で。
(画像はFashionsnap.comより)
ヨウジ ヤマモト(Yohji Yamamoto)
今シーズンのトレンドであるブリティッシュ・トラディショナルの要素を実にヨウジ ヤマモトらしく表現したコレクション。
ブリティッシュ。でも変態紳士。もうね、これはヒゲ。ヒゲ部。でもエレガント。カッコイイ。最近のヨウジはパワーに溢れてて良いですね。
(画像はapparel-webより)
VICTOR & ROLF(ヴィクター&ロルフ)
今シーズンも大人っぽくて男らしいコレクションを発表したVICTOR & ROLF(ヴィクター&ロルフ)。シックで落ち着いたコレクションは、実用性も高そう。インテリジェンスとセクシーが同居してます。すごく仕事の出来る男っぽい。
そしてメガネ。メガネフェチ。
(画像はapparel-webより)
以上、見所満載の濃いパリコレ2日目でした。ああ疲れた。
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