2012年11月6日火曜日

BALENCIAGA(バレンシアガ)のデザイナー ニコラ・ゲスキエールが退任


2012年春、ビッグメゾンのデザイナー交代劇が相次ぎましたが、秋になりまたもやビッグメゾンの大物デザイナーが退任するという衝撃のニュースが飛び込んで来ました。

以下引用です。

【11月6日 AFP】仏ラグジュアリーグループPPRは5日、ニコラ・ゲスキエール(Nicolas Ghesquiere)が11月30日付けで「バレンシアガ(Balenciaga)」のクリエイティブ・ディレクターを退任すると発表した。退任の理由は明かされていない。

 現在41歳のゲスキエールは、1997年から15年にわたり「バレンシアガ」のデザインを手がけ、ブランドを国際的な成功に導いた。退任の衝撃 はファッション界に広がり、ゲスキエールの名はツイッター(Twitter)上で“話題のワード”になった。

 「バレンシアガ」を傘下に置くPPRのフランソワ・アンリ=ピノー(Francois-Henri Pinault)会長兼CEOは「ニコラは比類なき創造的才能をもって『バレンシアガ』の芸術面に貢献した」とコメント。

 ブランドの公式ツイッターアカウントは「クリストバル・ バレンシアガの価値と創造性を呼び戻してくれたニコラに感謝します」と感謝のメッセージを投稿。

 ゲスキエールの後任は、現在未定。米紙ウォールストリート・ジャーナル(Wall Street Journal)のファッション記者Meenal Mistryは「ファッション業界に空いた大きな穴を誰が埋めることができるのでしょうか?」とツイッターに投稿した。(c)AFP

AFPBB Newsより http://www.afpbb.com/article/entertainment/fashion/fashion-mp/2910910/9789218

97年にバレンシアガのクリエイティヴ・ディレクターに就任し、およそ15年の長きに渡り務めたニコラ・ゲスキエールの退任は衝撃ですね。低迷するバレンシアガを救い、現在の地位を確立した立役者がゲスキエールといっても過言ではないだけに、彼の後任と行く先が気になります。

ニコラ・ゲスキエール

退任の理由は明かされていませんが、15年も務めたメゾンですから、喧嘩別れは無いでしょう。となると、ニコラ・ゲスキエールの新たなチャレンジという線が一番しっくりくるかな。そうであれば後任の選定もかなりの段階まで進んでいるだろうし、ゲスキエールにも既に他のメゾンからオファーが来ている可能性も。

2013A/Wが発表される前には何かしらの情報が出ているでしょうが、それを楽しみにする前にまずはニコラ・ゲスキエールにお疲れ様と言いたいですね。ついでにこの秋にバレンシアガのバッグを買おうかと迷っていた私は、必ず買うという決意をしたのであった…どうでもいいか…


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