2013年7月16日火曜日

パリ 2014 S/S メンズコレクション その1


2014春夏シーズンパリコレクションの中から気になったコレクションをご紹介します。


CARVEN(カルヴェン)

現在トレンドの主流となりつつあるカワイイ男子の旗手カルヴェン。
今シーズンも相変わらずカワイイ系。しかしこれまでよりちょっぴり大人になったようです。いわば『ボクちゃん』だったのが『お兄ちゃん』くらいになった感じ。

深いブルーを基調としながらあくまでカルヴェンらしい優しい色使いは今シーズンのテーマであるリゾートの旅から。前シーズンに続くコクーンシルエットのコートの他に、深いタックの入ったリラックスしたシルエットのパンツやショーツとチューリップハットがカラーパレットと合わさり、ちょっとイキってる反抗期入ったお兄ちゃんぽくなってて。そんなカワイさ。
そろそろ靴下を履いてサンダルってもの許されるぽい。


HAIDER ACKERMANN(ハイダー・アッカーマン)

久々のメンズコレクションを発表したハイダー・アッカーマン。て言うかメンズコレクション2回目。前回は3年前のピッティ・イマージネ・ウォモでした。そのとき発表したのは日本の着物のエッセンスやオリエンタルなムードただようコレクションでした。すっごくカッコよかったなあ。

今回もイメージとしてはあんま変わらんのです。テイストもまったく一緒。しかしカッコいいです。ドレープ命、レイヤード最高ってなもんですよ。ボマージャケットやライダースまで東洋ぽくしてしまうあたり、すごいのかすごくないのかよくわからんのですが。日本のゲームキャラクター的なカッコよさもありますね。オラなんだか急に微妙な気がしてきたぞ。どうせまた高いんだろうしなあ。


RAF SIMONS(ラフ・シモンズ)

ここ数シーズンは男を女子化させることをライフワークとしているような節のあるラフ・シモンズ。今シーズンのコレクションでも女子力大爆発。いやこれまでのどのデザイナーやコレクションでも成し得なかった女子化を果たしたビッグバン。

このラフのコレクションを見ていると、ファッション怖い。皆さんがスカート穿かないからパンツにしてくれましたよ。ショーツだけど。限りなくスカートに近いショーツだけど!しかもワンピースまで作ったし!淡々と女子への道を探るラフ・シモンズ。天才過ぎてここまでくると私の脳が理解することを若干拒んでいます。

でも、本音を言うとちょっとだけ着てみたい。


(画像はすべてWWD.comより)



以上、2014春夏パリコレ1日目でした。


パリ 2014 S/S メンズコレクション その2
パリ 2014 S/S メンズコレクション その3
パリ 2014 S/S メンズコレクション その4
パリ 2014 S/S メンズコレクション その5


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