2012年7月6日金曜日

パリ・メンズコレクション 2013 Spring/Summer


パリ・メンズコレクション2013春夏シーズンが7月1日まで開催されました。

その中から、気になるデザイナー、ブランドの印象的なルックをご紹介。

レザーの多用とサングラスが印象的なルック。色の展開や柄の取り入れ方など、これまでのダミール・ドーマでは見られなかったインパクトがある、意欲的なコレクションだと思います。ブラボーです。



素材の違いによる色の多様性を見せたワントーンルック。骨っぽいけどラグジュアリーでエレガントな、アン・ドゥムルメステールらしいコレクションです。



同柄でシャツ×タイ×ジャケットという組み合わせもインパクト強いですが、サンダルもカッコいいです。宗教的なモチーフはリカルド・ティッシの得意とするところ。今回はそれが前面に押し出されたアヴァンギャルドなコレクションでした。



柄、柄、柄…とにかく賑やか。鮮やかで明るい色とテキスタイルの柄が絶妙にマッチングし、華やかで心躍るコレクションになりました。



肩肘張らない柔らかで美しい服と、フォーマルとカジュアルを上手にミックスさせた、スマートなコーディネート。個人的に大好きなコレクションです。



このルックは、ともするとホームレスにしか見えませんが。コレクションは全体的に、細かいディテールがかなり面白いことになっています。お見事です。モデルさんの顔は特殊メイクです。最後にデザイナーも殴られたような顔で登場しています。おちゃめさん。



エッジの効いたコントラストと、半ズボンが印象的なルック。まるで少年のようなスタイリングが多く見られます。ラフ・シモンズらしい色使いと、花がらのプリントで、全体に優しい印象があるコレクションです。



ポール・スミスらしいプリントジャケットを、大人っぽく仕上げたルック。コレクションでは他にも、大人を感じさせるシルエット、ディテール、アイテムが多かった印象。鮮やかな色使いも楽しいです。



深いブルーのワントーンに白いボタンと赤いシューレースが鮮やか。コレクションは、このルックのように、ワンカラーの中スパイスのように効かせた色使いと、ジャケットの丈やパンツのリラックス感などのディテールが、単純なミニマルではない新しいトレンドを予感させます。ダブルブレストがカッコいいですね。



素晴らしいです。特にボトムのパンツ×ソックス×サンダルのバランスが抜群にカッコいい。ジャケットの丈も計算されつくされてます。コレクションのどこをとっても、ちょっと文句のつけようがないんじゃないでしょうか。幾何学模様の柄や、民族調のルックもナイス。



べ、別にこのオチのために引っ張ったんじゃないんだからね!…アヴァンギャルドすぎる。もはやシュールの世界。あ、コレクションはこんなんばっかりじゃないですよ。アーティスティックで、ゴシックを感じさせるもので、大胆な柄使いが印象的ですが、上のルックに全部もってかれます。これはやりすぎた例です。



まとめ

2013春夏、トレンドのキーワードは、柄と色ですね。とにかく柄プリントが多く、いかに上手に使えるか。色は鮮やかに、もしくはワントーンです。来年に向けて、抑えておきましょう。
あと、エビ。



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